ブルネイってどんな国?~治安・交通・注意すること~

ブルネイは東南アジアのイスラム教国。
ボルネオ島に行くにあたって初めて知った国でした。
私が調べた情報や現地での感じたことをまとめてみました。
概要
正式名称はブルネイ・ダルサラーム国。「永遠に平和な国」という意味です。
ボルネオ島北部に位置しており、北は南シナ海に面し陸地ではマレーシアに囲まれています。
国土は三重県と同じくらいの面積。
石油や天然ガスなどの資源を多く埋蔵しており、その輸出先の主なる国は日本となっています。
公用語はマレー語ですが、1984年にイギリスから独立したため、今でも英語が広く通用します。
豊かな地下資源に恵まれているため、国民は無料で医療や教育、公共サービスなどが受ることができます。
イスラム教が国教となっており、ほとんどが敬虔なイスラム教徒です。
治安
外務省発表
外務省の外務省で公表されている危険レベルは、「レベル0:危険情報や感染症危険情報は出ておりません」となっています。
治安は悪くありませんが、スリや置き引きへの注意は呼びかけられていますので、
海外であることを念頭に行動をすれば、特に問題はありません。
行ってみた感じ
ものすごく治安がいいと感じました!
日本と同レベル。
車社会なので歩いている人は昼間もほとんどいないのですが、夜でも問題ないのではと感じました。
飛行機の着陸時に上空から見下ろした雰囲気も、スラム街などがなく綺麗な家々が並んでいました。
道路を走ってみれば、ポルシェ・レクサス・BMW・日本車などなどピカピカの車しか走っていませんでした。
国全体が豊かだからなのか、出会う地元の方々も穏やかで、滞在中身の危険を感じることは皆無でした。
移動手段
高級車がバンバン走っているブルネイは完全に自動車社会。
平均で1家に2・3台の車を所有していると言われています。
そのため、タクシーの利用者が限られているため、料金がとても高いです。
また、タクシーは国内で40台ほどしかないらしく、流しを捕まえることは不可能であるかと思います。
その他、移動手段として考えられるのはバスですが、時刻表がなくいつくるのかわかりません。
効率よく観光したいと考えているのであれば、利用はあまりおすすめできません。
バス停で待っている人はだれもおらず、比較的すいているバスが走っているのを1台みただけでした。
観光で訪れるのであれば、チャーターかホテルの送迎サービス、レンタカーでの移動をおすすめします。
注意すべきこと
ブルネイはイスラムの戒律を守っているため、旅行者であってもイスラム教を尊重しルールを守る必要があります。
ブルネイでは宗教上、飲酒が禁止されています。
外国人旅行者や非イスラム教徒に限り、ホテルの自室など公共の場所以外では飲酒は可能です。
ブルネイ国内では酒類は販売されていません。
自室で飲酒する場合は、国外から免税範囲内で持ち込みをする必要があります。
その際には、入国時に必ず申告を行ってください。
また、喫煙も禁止されている場所も多いので注意が必要です。
男女共に肌の露出度が高い服装は控えるようにしましょう。
違反した場合は観光客であっても刑罰の対象になります。
異国に訪れているという意識をしっかり持って、その国の規律をきちんとまもりましょう。
在ブルネイ日本大使館 シャリア刑法の施行
-
前の記事
ヒヴァ(イチャン・カラ)の観光 ~共通券など~ 2019.09.27
-
次の記事
ロイヤルブルネイ航空に乗ってみた。 2019.10.04